京西清談は、私が東京の世田谷に住んでいるからと、気持ちが癒される、あるいは、”ほっ”とする話題を提供したいからです。
 
2023年はフレデリック・ショパンを聴いた年でした

2023年はフレデリック・ショパンを聴いた年でした

子供の頃からピアノ演奏に興味をもっていました。チャンスもないまま中年になってしまいました。その時からピアノのレッスンを受け始めましたが挫折の連続で中断してしまいました。中断している時期はなにか心の中で“もやもやした感じ”がありましたので2021年から再開しました。上手くなるには遅きに失した感がありますが、不思議なことに下手でもピアノを弾くことが楽しいです。

一念発起して「ショパン : ノクターン 第20番 嬰ハ短調(遺作)」に挑戦しています。この曲を自分のレパートリーにしたいです。やはり欲が出てしまいます。もっとショパンを知りたいと考え、2023年はショパンコンクールに入賞したピアニストのリサイタルを聴きに行く年にしました。

その集大成が2023年12月2日のクリスチャン・ツィメルマン(Krystian Zimerman)のリサイタル(横浜みなとみらいホール)です。クリスチャン・ツィメルマンは第9回 1975年ショパンコンクール第1位に輝いたピアニストで現在日本ツアーを開催中です。

その他、今年、聴きに行ったショパンコンクールに入賞したピアニストのリサイタルは以下の通りです。

  • 横山幸雄(第12回1990年第3位)
  • 高橋多佳子(第12回1990年第5位)
  • 宮谷理香(第13回1995年第5位)
  • 山本貴志(第15回2005年第4位)
  • 小林愛実(第18回2021年第4位)

素晴らしいピアニストの皆さん全員がショパンの曲を弾いてくれました。ショパンの偉大さを肌で感じることができた幸せな1年でした。

クリスチャン・ツィメルマン(Krystian Zimerman)のリサイタルに話を戻します。演奏された曲は以下の通りです。

  • ショパン:夜想曲 第2番 変ホ長調 Op. 9-2
  • ショパン:夜想曲 第5番 嬰へ長調 Op. 15-2
  • ショパン:夜想曲 第16番 変ホ長調 Op. 55-2
  • ショパン:夜想曲 第18番 ホ長調 Op. 62-2
  • ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調「葬送 」Op. 35
  • ドビュッシー:版画
  • シマノフスキ:ポーランド民謡の主題による変奏曲 Op.10
  • (アンコール)ラフマニノフ:10の前奏曲より ニ長調 op23-4

ツィメルマン氏の演奏が素晴らしいことは言を俟たないことです。むしろ、これだけの曲の準備にどれだけの時間を使っていたのかは想像を絶します。また、演奏中の譜めくりを自分でしていたことにビックリしました。多くのピアニストの譜めくりは演奏者の脇に控えた人がおこなっています。

ピアノ・ソナタ「葬送 」の演奏を聴いて義弟の葬儀の時を思い出しました。私は「葬送 」を斎場で流すBGMに使ってもらいました。「葬送 」は死という悲しみを厳かに参列者に伝えると共に残された家族になにか癒しも与えてくれたような気がしたからです。

Impossible Dreamかも知れませんが、2024年は私が弾く「ショパン : ノクターン 第20番 嬰ハ短調(遺作)」の動画を制作したいです。

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