直木賞受賞小説「木挽町のあだ討ち」読みませんか⁉
「木挽町のあだ討ち」著:永井紗耶子を読みました。この小説は第169回直木三十五賞、第36回山本周五郎賞を受賞した作品です。 この小説は次の文章で始まっています。【睦月晦日の戌の刻。辺りが暗くなった頃、木挽町芝居小屋の裏手 …
「木挽町のあだ討ち」著:永井紗耶子を読みました。この小説は第169回直木三十五賞、第36回山本周五郎賞を受賞した作品です。 この小説は次の文章で始まっています。【睦月晦日の戌の刻。辺りが暗くなった頃、木挽町芝居小屋の裏手 …
神戸在住の友人から「海外移住と文化の交流センター(旧:国立海外移民収容所)」でボランティア活動をしているとの連絡があったので、先日、「海外移住と文化の交流センター」に行き、ブラジル移民についていろいろ話を聞きました。彼か …
生成AIの時代、客観的なことより主観的なことがより重要になると思います。今までは記憶力が良い人が頭が良いと言われてきました。しかし、その能力は生成AIにとって代わられつつあります。これからはアート的能力の高い人が求められ …
私の友人、佐々木保行さんが最近上梓した「蘇る『湖の伝説』」(文芸社、本体700円 税別)は夭逝の画家、三橋節子を取り上げています。 三橋節子さんは28歳の時、日本画家の鈴木靖将さんと結婚、2人の子供に恵まれました。しかし …
“しまなみ海道”は今治を起点にして尾道まで瀬戸内海に点在する島々を結んでいる本州四国連絡橋です。しまなみ海道にあるひとつの島が2023年本屋大賞受賞作「汝、星の如く」(著:凪良ゆう)の舞台になっています。かなり前ですがし …
妻がショッピングの時、私は本屋で時間つぶしをすることを常としています。本屋に居ることの楽しみのひとつが手に取った本が放つオーラを肌で感じることができることです。今回は原田マハ,ヤマザキマリの対談集「妄想美術館」(SB新書 …
今年のシルバーウイークに喜寿を迎えた夫婦で箱根仙石原にあるポーラ美術館に行きました。 ポーラ美術館で絵画を見て、館内のレストラン「アレイ」でランチをとることは我々の楽しみです。今回は絵画の展示物の鑑賞はスキップして美術館 …
2020年7月に公開したブログ記事に載っていた「ジャクパーセルのスニーカー」を探したら販売されていましたので、早速購入しました。このスニーカーは爪先に「スマイル」と呼ばれるラインに特徴があります。 ヘミングウェイは194 …
ドストエフスキーの「罪と罰」は、19世紀のロシアの貧困と社会的不正に苦しむ若き学生ラスコーリニコフの心理的葛藤を描いた小説です。ラスコーリニコフは、自分は特別な人間であり、社会に貢献するためには道徳や法律に縛られる必要が …
第163回 直木賞受賞作「少年と犬(著:馳星周、出版:文藝春秋)」を読みました。 本のキャッチコピー 傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった・・・2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、認知症の …