京西清談は、私が東京の世田谷に住んでいるからと、気持ちが癒される、あるいは、”ほっ”とする話題を提供したいからです。
 
TBS金曜午後10時「不適切にもほどがある」は必見の番組!

TBS金曜午後10時「不適切にもほどがある」は必見の番組!

先日、昭和のおじさん数人と飲み会をしました。そのおじさん達がTBS金曜午後10時の番組、「不適切にもほどがある」を熱く語っていました。最近、地上波のテレビではニュースぐらいしか観ないのでその話についていけませんでした。

早速、帰宅後ネットで調べましたら、SNSでこの番組のことが数多く取り上げられていました。更に私のように地上波での視聴を見逃している者に朗報があります。「不適切にもほどがある」はU-NEXT、NETFLIXで配信していたのです。今まで見逃しても初回から観ることが可能なことわかりました。

TBSのサイトの番宣は次の通りです。

2024年1月スタート!

昭和のダメおやじが令和にタイムスリップ!

金曜ドラマ『不適切にもほどがある!

主演・阿部サダヲ × 脚本・宮藤官九郎

共演には

仲里依紗 × 吉田羊 × 磯村勇斗

最高のキャストでお送りする

意識低い系タイムスリップコメディ!!

昭和のダメおやじの「不適切」発言が令和の停滞した空気をかき回す!

早速、NETFLIXで同番組を見ました。阿部サダヲ演じる小川市郎は、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップしてしまった“昭和のおじさん”の話です。1986年と言えば昭和61年です。その年の3年後、昭和の時代は終わり平成が始まります。そして平成元年生まれの人は、今、35歳です。つまり、平成生まれの人は今日に至るまで“失われた30年”しか経験していません。一方、昭和生まれの人が35歳の頃はイケイケドンドンのバブル時代で、その時代を謳歌していました。こんな時代背景を考えて番組を観ると昭和の常識は平成/令和の非常識となり、平成/令和の常識は昭和の“ありえない我慢”になります。昭和生まれと平成生まれの意識の違いを上手く取り上げた番組が「不適切にもほどがある」です。

この番組が視聴者を引き付けるもうひとつの要因は家族の絆です。小川市郎の娘、純子はヤンキーな学生で親の小川市郎にかなり反抗的ですが、根は親思いの娘であることが画面を通して伝わってきます。それって昭和のおじさんが実生活でいちばん求めている家族関係のような気がしました。

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