音楽を創った絵画 ラファエロと天才ピアニスト、フランツ・リスト

ラファエロの「聖母の結婚」を見ると、マリアには求婚者が複数いることがわかります。求婚者(絵の右側にいる若者達)はそれぞれ小枝を手に持っています。マリアは花が咲いている小枝を持っている求婚者と、結婚することになります。求婚者は神殿に集まり、花が咲いている小枝を持っているのはヨセフです。この絵画では、見事な黄色の織物を肩と腰周りにまとっているヨセフが、指輪をそっとマリアの指にはめています。左手で小枝を持ち、実際に先端には花びらがあります。ヨセフの背後には他の求婚者がいて、その手の小枝には花が咲いていません。そのうちの1人、前景にいる求婚者は苛立ち、小枝を膝で折っています。すごく人間的情景が描かれています。

ラファエロと天才ピアニスト、フランツ・リストの関連は彼の作品《巡礼の年》の《第2年:イタリア》の第一曲「結婚」に見られます。この曲はラファエロの「聖母の結婚」からリストはインスピレーションが与えられたと言われています。なお、フランツ・リストのピアノ独奏曲集は《第1年:スイス》《第2年:イタリア》《ヴェネツィアとナポリ(第2年補遺)》《第3年》の4集からなっています。

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