京西清談は、私が東京の世田谷に住んでいるからと、気持ちが癒される、あるいは、”ほっ”とする話題を提供したいからです。
 
カテゴリー: <span>ご隠居のつぶやき</span>

「人類存亡の脅威」に瀕している今こそ我々が必要とするものとは(後半)

本稿の前半(前回投稿)の最終節を引用いたします。「人類存亡の脅威」になるような活動をする可能性のある政治家、科学者、そして一般市民の行動を政府なり国際機関が規制する議論が盛んに行われています。私見ですが、もっと大事なこと …

「人類存亡の脅威」に瀕している今こそ我々が必要とするものとは

読売新聞「あすへの考」(2023年6月18日)で人類存亡の脅威についての記事がありました。「人類存亡の脅威」と聞くと、恐竜が滅びたと言われる小惑星の衝突を思い浮かべ同様な天災を想像する人が多いと推定しますが、この記事では …

おすすめの美術館について~原田マハ,ヤマザキマリの対談集「妄想美術館」が触れています

妻がショッピングの時、私は本屋で時間つぶしをすることを常としています。本屋に居ることの楽しみのひとつが手に取った本が放つオーラを肌で感じることができることです。今回は原田マハ,ヤマザキマリの対談集「妄想美術館」(SB新書 …

絵師、村林由貴の肉声で「退蔵院方丈襖絵プロジェクト」の解説を聞くことができます。

「ON THE TRIP」のオーディオガイド「退蔵院方丈襖絵プロジェクト村林由貴が招く禅の世界」は村林さん自身が解説しています。村林さんの肉声を聞くことができます。村林さんに興味ある方は、是非、聴いて欲しいです。 htt …

絵師、村林由貴をあなたは知っていますか

絵師、村林由貴を知っている人は非常に限られています。しかし、彼女は400年後においても“知る人ぞ知る”となる人です。 その理由を申しあげます。京都の妙心寺の塔頭の一つである退蔵院の方丈(本堂)に桃山時代後期の狩野派の絵師 …

我々が直面する”暇”と”退屈”について

先日、本屋で何気なく手にした國分浩一郎(著)「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)は興味深い内容でしたのでみなさまと共有したいです。 特に興味を持ったのは“暇”と‟退屈”という言葉に対してでした。私にとって“暇”と‟退屈”は同 …

英国映画「生きる」について

私が最近見た映画について書きたいと思います。 英国映画「生きる-LIVING」は、妻には先立たれロンドン郊外に息子夫婦と暮らす、役所の市民課に勤める公務員ロドニー・ウィリアムズの話です。時代は1953年のロンドンで、ウィ …

昭和のおじさん世代よ、今こそアジャイル型組織の熱源となれ

週刊プレジデント(2023.5.19号)に「昭和のおじさん世代よ、今こそアジャイル型組織の熱源となれ」いう記事が載っていました。その記事の見出しは【迅速かつ柔軟に動ける組織体系として、時代に求められるアジャイル型組織。そ …

70年前に公開された映画を見て

1950年に公開された映画「イヴの総て」についてのコメントは別稿でしました。「イヴの総て」を見て、当時(1950年代)のニューヨークの世相が今とかなり違うと感じた部分がありました。本稿での今の部分は正確には今ではありませ …

悪女映画:イヴの総てについて

2023年2月26日のNIKKEI the STYLEに掲載された「名作コンシュルジュ」でジョセフ・L・マンキーウィッツ監督の「イヴの総て」が紹介されていました。記事の見出し【「悪女映画」超えた味わい大女優の豊かな陰翳( …