京西清談は、私が東京の世田谷に住んでいるからと、気持ちが癒される、あるいは、”ほっ”とする話題を提供したいからです。
 
カテゴリー: <span>文芸</span>

歌舞伎を題材にした小説「国宝」について

ブログの読者の友人からの連絡です。【歌舞伎の観劇とは、高尚な趣味をお持ちですね。(中略)友人よりまわってきた本にはまりました、現代に通じる歌舞伎役者の物語です。稽古の苦しさ、家族問題、ヤクザや興行師と芸能界のどろどろした …

2024年本屋大賞翻訳小説部門第1位「ようこそ、ヒュナム洞書店へ 」を紹介します

ブログの読者になると更新通知が受け取れます。”Subscribe”をクリックすると更新通知が受け取れます。ご不要になった場合は、”Unsubscribe”をクリックしてください。 ***** 20 …

2024年本屋大賞受賞作品「成瀬は天下をとりにゆく」を読みました

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人生に大切なことは・・マヨネーズの瓶を一杯にするゴルフボール

みなさんは「マヨネーズの瓶と2杯のコーヒー」というお話をご存じですか? 海外で大きな反響があったお話で、私は数年前にSNSを通じて知りました。 原文は翻訳のあとに添付します。 ***** 翻訳 「マヨネーズの瓶と2杯のコ …

直木賞受賞小説「木挽町のあだ討ち」読みませんか⁉

「木挽町のあだ討ち」著:永井紗耶子を読みました。この小説は第169回直木三十五賞、第36回山本周五郎賞を受賞した作品です。 この小説は次の文章で始まっています。【睦月晦日の戌の刻。辺りが暗くなった頃、木挽町芝居小屋の裏手 …

第1回芥川賞(1935年)受賞作品「蒼氓」著:石川達三を読みました

神戸在住の友人から「海外移住と文化の交流センター(旧:国立海外移民収容所)」でボランティア活動をしているとの連絡があったので、先日、「海外移住と文化の交流センター」に行き、ブラジル移民についていろいろ話を聞きました。彼か …

アート鑑賞について 三橋節子作:三井の晩鐘を題材にして!

生成AIの時代、客観的なことより主観的なことがより重要になると思います。今までは記憶力が良い人が頭が良いと言われてきました。しかし、その能力は生成AIにとって代わられつつあります。これからはアート的能力の高い人が求められ …

夭逝の画家、三橋節子さんの作品を解説する本を紹介します

私の友人、佐々木保行さんが最近上梓した「蘇る『湖の伝説』」(文芸社、本体700円 税別)は夭逝の画家、三橋節子を取り上げています。 三橋節子さんは28歳の時、日本画家の鈴木靖将さんと結婚、2人の子供に恵まれました。しかし …

2023年本屋大賞受賞作「汝、星の如く」読みました

“しまなみ海道”は今治を起点にして尾道まで瀬戸内海に点在する島々を結んでいる本州四国連絡橋です。しまなみ海道にあるひとつの島が2023年本屋大賞受賞作「汝、星の如く」(著:凪良ゆう)の舞台になっています。かなり前ですがし …

おすすめの美術館について~原田マハ,ヤマザキマリの対談集「妄想美術館」が触れています

妻がショッピングの時、私は本屋で時間つぶしをすることを常としています。本屋に居ることの楽しみのひとつが手に取った本が放つオーラを肌で感じることができることです。今回は原田マハ,ヤマザキマリの対談集「妄想美術館」(SB新書 …