京西清談は、私が東京の世田谷に住んでいるからと、気持ちが癒される、あるいは、”ほっ”とする話題を提供したいからです。
 
秋のお彼岸の寂しい風景

秋のお彼岸の寂しい風景

秋のお彼岸の時期になったので墓参りをしました。
我が家の墓は多摩霊園にあります。多摩霊園は都立霊園の中で最大の広さがあり、東京ドーム27個分の面積があるといわれています。それだけの広さですから、たくさん御霊が墓に安置されています。

最近かなり目につく光景があります。それは手入れされていない墓です。中には雑草が生い茂り墓石が見えなくなっている墓があります。秋のお彼岸にこのような光景を目にすることはたいへん寂しい風景です。

墓があれば、お参りする必要はないのでしょうか?⇒そうではないと思います。

親の納骨の時、取り仕切ってくれたお坊さん言われた言葉を今でも大事にしています。
「お墓参りをしなさい。墓参りをすることによって親を失った時のやるせなさを思い出すことができます。今、この世にいるあなたは生かされていることに気付くでしょう。そして、そのことに感謝しなさい。だから、お墓参りをしなさい」

冷静に考えれば、少子高齢化が進む我が国では、”高齢になり、お墓参りに行けない”、”お墓を継ぐ人がいない”、”お墓が田舎にある”等の理由から墓参りが難しくなっている人が多くなっていることは事実です。しかし、ネットの時代です。ネットでお墓を持つという考えも要検討と思います。
そして、墓参りは続けて欲しいです。

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