ドストエフスキー「罪と罰」を読んで!
ドストエフスキーの「罪と罰」は、19世紀のロシアの貧困と社会的不正に苦しむ若き学生ラスコーリニコフの心理的葛藤を描いた小説です。ラスコーリニコフは、自分は特別な人間であり、社会に貢献するためには道徳や法律に縛られる必要が …
ドストエフスキーの「罪と罰」は、19世紀のロシアの貧困と社会的不正に苦しむ若き学生ラスコーリニコフの心理的葛藤を描いた小説です。ラスコーリニコフは、自分は特別な人間であり、社会に貢献するためには道徳や法律に縛られる必要が …
2023年6月初めにコロナに感染しました。マスクはしていましたが、2日間3密状態が続いたイベント会場で感染したと思われます。医者に行き、飲み薬のコロナ治療薬をもらい、それを服用しましたら、熱は驚くぐらい早く下がりました。 …
マキャヴェリの君主論は、26章から構成されています。第1章から第11章までは、君主国の種類や獲得方法について説明しています。第12章から第14章までは、軍事に関する君主の義務や戦略について述べています。第15章から第23 …
1502年にニッコロ・マキャヴェッリはフィレンツェ共和国から派遣され、チェーザレ・ボルジアとの交渉の最前線に立ち、チェーザレの行動をつぶさに観察することが出来ました。マキャヴェッリは、チェーザレの死後、外国に蹂躙されるイ …
ニッコロ・マキャヴェッリの“目的のためには手段を選ばず”と言うフレーズ(俗に「マキャヴェリズ」と呼ばれる)があまりにも有名です。力による現状を変更しようという今の世相にマキャヴェリズは相通じるように思われたので、マキャヴ …
2023年春にリリースしたオール・バッハ・アルバム『實川風バッハ』を記念した公演が、5月19日に渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで開催されました。バッハの曲集ひとつだけでコンサートで演奏する曲は充分あります。しか …
このGW中に箱根仙石原に行きました。箱根仙石原には季節に関係なく頻繁に行っています。今回訪ねて、ふたつ報告したいことがあります。(1)星の王子さまミュージアム、(2)ニコライ バーグマン 箱根ガーデンについてです。 (1 …
2023年2月25日に一橋講堂(東京・千代田区)で開かれたゴリラ研究で知られる総合地球環境学研究所所長(前京都大学総長)の山極寿一氏の基調講演「人類はどこで間違えたのか?」は大変興味ある内容でした。 山極氏の基調講演を紹 …
歌舞伎座4月公演のもうひとつの演目は「連獅子」でした。連獅子は我が子を千尋の谷に突き落とした親獅子がこの試練に応え駆け登った仔獅子だけを育てるという獅子の故事をテーマにした日本舞踊の演目です。 配役は“親獅子”が尾上松緑 …
歌舞伎座4月公演の演目のひとつ「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」を先日観劇しました。配役は“切られ与三郎”が片岡仁左衛門、“お富”が坂東玉三郎という豪華キャストです。華のあるふたりが舞台に登場すると歌舞伎座 …