日経BizGate (2020/6/1)の【飲み会はムダでない!テレワークで見えた「見えない報酬」(クリックできます)同志社大学政策学部教授 太田肇さん】を読みました。この記事に共感する部分が多かったです。その記事の一部を引用します。
がんばった自分へのご褒美
毎日、自宅でパソコンの画面に向かって仕事をし、家族と一緒に過ごす生活で、ほんとうにすべてが満たされるだろうか? 仕事に対する報酬は給料だけではない。実は会社に行って働く普通の職業生活のなかで、人はさまざまな「見えない報酬」を受け取っており、それが仕事に対するモチベーションや働きがいを陰で支えている。たとえば同僚とのランチや休憩時間に食べるスイーツ、仕事帰りに立ち寄る居酒屋でのビール、カフェでの一服を「がんばった自分へのご褒美」にしている人や、デパートでのウインドウショッピング、書店での立ち読みをささやかな楽しみにしている人もいる。また仕事中の来客や他部署の人との会話から刺激を受けたり、ときには気になった異性に胸をときめかせたりすることもある。
面白さが仕事を深化
その中からから生まれる「内発的モチベーション」(仕事の楽しさ・面白さからくるやる気)によって仕事の能率が上がり、新しいアイデアが生まれることも多い。
旅の楽しみが潤いを与える
また出張のついでに友人や知人を訪ねたり、郷土料理を味わったりして英気を養っている人もいる。そこで得た見聞や人間関係が間接的な形で仕事に役立つこともある。いずれも仕事の「ついで」だからできるのである。独りで仕事をするねっt自営業や自由業の人たちは昔から「見えない報酬」、とりわけ人と交わる楽しみが得られる場を意識して、あるいは無意識のうちにつくっていた。
ひとつの解決策
太田先生のコメントを読んで、我が意を得たりの気持ちになりました。
しかし、テレワーク100%の職種も生まれてきます。そのような職種に居る人々が(1)がんばった自分へのご褒美、(2)面白さが仕事を深化、(3)旅の楽しみあ潤いを与えるの埒外に置かれることは避けなければならいと考えます。ひとつの解決策はWeWorkのように日本中、更に世界中にレンタルオフイスのネットワークを持つ組織を利用することも一案ではないかと考えます。