京西清談は、私が東京の世田谷に住んでいるからと、気持ちが癒される、あるいは、”ほっ”とする話題を提供したいからです。
 
5類に移行後に“コロナ感染”、それから・・

5類に移行後に“コロナ感染”、それから・・

2023年6月初めにコロナに感染しました。マスクはしていましたが、2日間3密状態が続いたイベント会場で感染したと思われます。医者に行き、飲み薬のコロナ治療薬をもらい、それを服用しましたら、熱は驚くぐらい早く下がりました。しかし、医者からは最低1週間は外出しないように言われました。更に数日遅れて家内も私のコロナに感染しましたので、老老夫婦の自宅療養が始まりました。

コロナが5類に移行したので、手洗い・うがいを怠ることもあったことを反省しています。

次に自宅療養中どのように過ごすかを考え、最近、長編小説を読んでいないのでページ数の多い小説を読むことにしました。選んだ小説は、ドストエフスキー「罪と罰」です。2,300ページを超える長編小説で、延べ読書時間は40時間をゆうに超えました。これだけ長いと読書に集中できる箇所と散漫になる箇所が出てきます。「罪と罰」の読書ノートをまとめようとしたら、記憶がまだら模様で愕然としました。

最近、記憶力の低下を感じます。加齢による影響と認めたくないので、記憶する努力が不足しているのではないかと自分に言い聞かせています。記憶する努力に関して、先日、民族文化研究をされている先生にお会いする機会がありました。先生は目がご不自由ですが、全く支障なく研究活動を続けられています。先生は我々とミィーテイングする時メモを取る必要がありません。議論の内容を詳らかに記憶できるからです。先生の姿を見て、私も努力すれば記憶力は衰えない、もしかするとアップするかもしれない・・と妄想かもしれませんが勇気づけられました。それから、ひとつ朗報があります。脳にはほとんどの活動に必要な数を超える細胞があります。つまり余分があるということです。歳と共に脳細胞は減少しますが、その余分を使い尽くすほど減少しないそうです。

 

 

コメントを残す